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ビギナー卒業までもう少し?

※この記事は2013年8月の出来事を思い出しながら書いています。




130㎞の熱海サイクリングの2日後、太ももの筋肉痛が残ったまま2回目のビギナーライド。

ビギナーライドとは
私がお世話になっているショップで自転車を購入すると、マナーや集団走行を学ぶ為にこのビギナーライドという講習のような走行会に3回参加することができます。

3回のビギナーライドが終わると、クラブ員登録が可能になりモーニングライドという走行会に参加できるようになります。


前回は
『今回は走れそうなメンバーだったので、ビギナーライドでは初めてオギノパンまで登りました。』
とスタッフに言われ、普段はもっと楽なコースだと聞かされていたので筋肉痛のままでもいけるだろうと思っていました。

ビギナーライド当日。
集合時間になってもスタッフ以外誰も来ない。

店長に
『今日は他に誰も来ないんですか
と聞くと、
『もう1人来るはずなんですけど、来ないですね。
来なそうだし行きますか

と、ビギナーライドと言う名の個人レッスンに


店に顔を出す度に
『この前〇〇まで行きました。〇〇峠登ってきました。』
という会話をしていたので、勝手に“走れるヤツ”だと思われています。

スタートして市街地を抜けると、前回のビギナーライドよりもかなりスピードが上がっていきます。

筋肉痛も手伝って、ついて行くのがやっと

そんな私に“優しい店長”は
『寿司屋さん、もうちょっと僕に近づいて走った方が楽ですよ
と一言。

『はい。』と返事をしますが、またすぐ距離が離れる。

『近づくの怖いですか
と“優しい店長”

『怖いんじゃないんです。速すぎてついて行けないんです

“優しい店長”は少しだけスピードを落として引き続けます。

なんとかついて行きますが、辺りは段々と峠チックな風景に

(あれこの道なんか走ったことがあるような・・・)

気付いてしまったその道は土山峠に続く道

まさかとは思いましたが予想が的中

筋肉痛の足で土山峠を登ります

店長が速いのか、自分が遅すぎるのか
おそらくその両方だったのでしょう。

数秒で店長の姿が見えなくなります

後ろについてくれているもう1人のスタッフに励まされながらなんとか登頂。

頂上で待っていてくれた“優しい店長”は、また追いつけるか追いつけないかギリギリの速度で引き続けます

そのまま宮ヶ瀬湖を1周し、オギノパンで休憩

休憩中に
『ビギナーライドで土山峠なんて登るんですか
と聞くと、“優しい店長”は

『いやぁ、寿司屋さんなら大丈夫かと思って来ちゃいましたよ。ははは

『全然大丈夫じゃないんですけど

もう1人のスタッフも

『寿司屋さんのビギナーライドは2回とも本来ビギナーライドでは行かないところに来ちゃってますね

とか言ってるし

私はあなた達が思っているほど走れる人間じゃないのですよ

休憩が終わり、ショップに向かって下ります。

ここでも“優しい店長”はアップダウンのある道をギリギリ追いつけない速度で引き続けます

もう太ももの筋肉がちぎれそう

なんとかショップまで戻り2回目のビギナーライドは終了。


3回目はどうなってしまうのだろう・・・
と不安になりつつ乳酸にまみれた夏休み最終日でした。


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灼熱の熱海

※この記事は2013年8月の出来事を思い出しながら書いています。




夏休みも残り3日というところで、夏休み前にK君と予定していたロングライドに出かけます。

藤沢で合流して箱根から芦ノ湖まで登るか、海岸線を走って伊東まで行くか

なんて話しをしていましたが、夏休みの少し前にK君と“すぐる”で箱根から芦ノ湖を目指したところ、宮ノ下というところであまりのキツさに引き返した。ということで芦ノ湖は却下。

夏休み前には『伊東まで行こう。』と決めていたのですが、あまりの暑さに『とりあえず伊東方面へ行こう。』という話になり、熱海を目指すことになりました。


熱海までのルートはこんな感じ。







職場のローディーの中で、
『1番遠くに行った奴がエライ
みたいな風潮があり私だけ熱海に行っていなかったので、熱海まで行けば自宅から1番遠い私が“1番エライ奴”になれます


朝9時に茅ヶ崎市某所で待ち合わせをしてK君と2人で出発

小田原までは何度も走っているので慣れたものですが、この日はそこからさらに往復で50㎞ほど走ります。

ただ50㎞走るのと、80㎞走ってからさらに50㎞走るのは当たり前ですが大違いです

そして、初めて走る道というのはなぜか異様に遠く感じるんですよね。

いつものように1度コンビニで小休止をして小田原城前を通過。

小田原漁港の近くのコンビニで補給&トイレ休憩をして、ここから先は自動車でしか走ったことのない道です。

自動車で走ったことがあるので風景を見ると、
『次はあの道だな。』
『この先はあのコンビニがあるところだな。』
と予測出来るのですが自転車だと距離感が全く違い、さらに自動車だと気にもしない登りに苦しめられ精神的にも疲れてきます。

真夏ということもあって海岸線の道は渋滞していてスピードもあまり上げられません。

小田原から135号線を走り続け、真鶴道路の先にあるエスポットモールのベンチで休憩。

走る距離やアップダウンよりもとにかく暑さがキツイ

休憩のたびにボトルが空になり補充します。
やっぱり夏場はダブルボトルにしないとダメですね

湯河原のこのモールから熱海までは距離はあまりないのですが少し登ります。

キツくもなく、楽でもない、イヤラシイ登りを抜ければあとは下るだけです。

少し急な坂を下りきって熱海の“お宮の松”の近くにあるコンビニがこの日のゴール

水着のチャンネーだらけのコンビニにピチピチモッコリスタイルで入店し、昼食を購入。

このコンビニには日陰にイスとテーブルが置いてあり、かなり快適

場違いな雰囲気全開なので食事が終わりひと休みしたら出発です。

出発してすぐ往路で下ってきたキツイ坂があり萎える(´Д`;)

この坂を登ってしまえば帰りはほぼ下り基調です

今までの最長距離なので帰りはタレるかと思っていましたが、予想以上に足が回り特に問題もなく藤沢まで帰ってきます。

K君と藤沢で別れ自宅に到着。

最高気温が35℃を超える真夏の130㎞を走破

帰宅後はわりと元気でしたが、翌日は久々の筋肉痛に悩まされる私でした。


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登りに強くなりたいからとにかく登ってみる

※この記事は2013年8月の出来事を思い出しながら書いています。




先程GarminConnectのログを見ていたら、週末に初の宮ヶ瀬湖1周ライドをした3日後(平日)にまた同じ宮ヶ瀬湖1周コースを走っていました。

おそらく有給休暇を取って走ったのだと思います。

その3日後からは夏休みに入り、2週間で4回オギノパンに行っていました

この時期、職場で
『どんだけパン屋に行くの?』
と言われていましたが、こうやって振り返ってみると自分でも

『パン屋行き過ぎだな。。。』

と思います。


ということで、宮ヶ瀬湖を通らずにオギノパンを目指す、半原越えルートがこちらです。




前回の記事とほぼ同様のコースで進み、土山峠に入る前に右折して山の中を進んで行きます。

登り始めてからしばらくはキャンプ場があったりして道路もわりとキレイなのですが、
THE・山道
といった雰囲気の道に入ってからは路面も所々悪く、道幅も狭い。

勾配はキツイ所でも10%あるかないかくらいで、5%前後の登りが延々と続く感じです。

ネットの情報だと
距離: 4.75km
標高差: 336m
平均斜度: 6.9%
となっていますが、登った感じはもう少し楽な印象。

ただ、1人で走ると山道で迷子になっている気がしてきて少し怖いです

峠を登りきって逆側に下りるまで1回だけ
車とすれ違いましたが、自転車は1台もいませんでした。

結構キツイとサイクルショップの常連さんに聞いていたので覚悟して登りましたが、思ったよりもあっさり登りきってしまいました

そのままオギノパンまで少し登り、いつもの揚げパンとコーヒーで一服して帰宅です。


登りまくっていれば強くなれると信じてこの後も私の暴走は続きます。




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宮ヶ瀬湖1周ライド

※この記事は2013年8月の出来事を思い出しながら書いています。



湘南平に始まりヤビツ峠での足着きで何かおかしなスイッチが入ってしまい、8月に入ると登りにしか興味が湧かなくなってきます。

どこかイイ感じに登れる所を探し、以前に行ったことのある宮ヶ瀬ダムを逆方向から登るコースで土山峠という峠を登り、宮ヶ瀬湖を1周してオギノパンというパン屋から自宅方面に戻るというコースを選びました。






こんな感じのルートです。

土山峠を登るのは初めてなのでスマホの地図で道を確認しながら走ります。

かなりの田舎道で間違えると終了なオーラ全開なので、分かれ道の度にスマホを取り出す

ここからは道なりに進むだけ。というところまでたどり着きますが、合っているかどうか不安になる風景。

アップダウンを繰り返しながら(ダウンはほぼないけど)清川村役場の前を通り過ぎる。

どうやら道は間違っていないみたい

役場からさらに登って行くと熊出没注意の看板があり、本格的に峠っぽくなってきます。

リッチランドという温泉やキャンプ場がある複合施設っぽい所の看板を通り過ぎ、このあたりからが土山峠

ここまでの登りで少し疲労していますが、まだまだ足は残っています

7%くらいの坂を登って行くと暑さもあって早くも息が切れ始める。

足はどんどん回らなくなってインナーロー付近までギアを落とし、そのままどんどん失速

結局インナーローまで使い切りなんとか登頂

ちなみにTTサイトの情報では
道程:2.3km 標高差:約140m 平均勾配:6.2%
だそうです。

ヘロヘロになりながらそのまましばらく走ると宮ヶ瀬湖が見えてきます。




宮ヶ瀬湖をグルッと回り、ここから少し登ればオギノパンまではほぼ下りです。

土山峠で出し切ってしまい、ノロノロと走っていると大勢のローディーに挨拶をされます。

走行会を行っているショップもあるみたいで、この周辺はローディーだらけ

宮ヶ瀬湖を1周して長い下りの突き当たりを左折し少し行くとオギノパンに到着です



揚げパンとコーヒー、アミノ酸を補給し、峠を下ります。

帰りにお世話になっているお店に寄って、
『土山峠に行ってきました。』
と話すと、土山峠にの手前に
半原越え
という登りがあると聞かされる。

これは行ってみるしかありません

登りに目覚めた33歳の熱い夏は始まったばかりです。


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ヤビツ峠にリベンジ!withすぐる

※この記事は2013年7月の出来事を思い出しながら書いています。




落車当日の勤務中に右手首がかなり痛むようになってきて、ブレーキ操作にも問題がありそうだったので翌日は病院に行き診察。

自転車はしばらくお休み
2月から続けていたダンベルトレーニングも、手首が痛むので違和感が取れるまで中止

あまりのストレスにGarmin Edge510を買ってしまった。


悶々とした数日を過ごし、我慢できなくなり湘南平まで走りに行きます。

ダンシングすると少し手首が痛むので、シッティングで登って行く。

前回登った時より20秒ほどタイムが縮まり8分30秒くらいで登頂。
やっぱり何回登っても辛さは一緒


この日に走った感じだと無理をしなければ手首の痛みもあまり問題が無さそうなので、翌週は前回登頂出来なかったヤビツ峠に行くことにします。



そして翌週、

『ヤビツにリベンジしてくる

と、職場で宣言したところ

『オレも連れて行ってください

と、後輩の“すぐる”が便乗。

9時に善波峠の少し手前にあるセブンイレブンで待ち合わせして、ヤビツ峠を目指す。

“すぐる”も1度ヤビツ峠に登ろうとして、登頂せずに帰宅したらしくこの日はヤル気マンマン

善波峠を登り始めるが、早くも2人でダルくなる(´Д`;)

『こんなにダルかったっけ

と話しながらダラダラと善波峠をクリア。

そのまま下ってスタート地点の名古木交差点に到着します。

『オレ遅いから先に行っていいからね

と“すぐる”を先に行かせようとすると、

『オレも前回登れなかったんで、今日はゆっくり登りましょう

と返され、作戦失敗


スタート直後の少し勾配のある所で早くもタレつつ、コンビニまでの信号2つに捕まる

こんなことで1時間は切れるのだろうか・・・


コンビニから少し走り、鳥居が見えてくる。

鳥居の先はヤビツ峠名物()蓑毛の直線。

“すぐる”はコンビニまでしか登ったことが無かったので、

『ここからキツくなるけど、
ここが一番キツイらしいからゆっくり登ろう


と、偉そうに言ってみる。

ちなみに私は前回この坂の途中で体調が悪くなり、足を着いて帰った

そしてこの発言である

『キツいなぁ

『そうっすね

なんて言いながら登り始めたものの、
2人ともすぐさま無言になりながら黙々とペダルを回す。

蓑毛の直線もなんとかやり過ごし、勾配が緩くなったと思ったら、下が〇

下が〇ってなんだよ!?
と思われた方の為に




こういうやつです。
下が〇。


勾配が緩いのに走り難く体力を奪われます

通称『下が〇』を過ぎると木陰が増えるので真夏の時期は色々な面で楽になります。

そのまま5%前後の道を登り続けていると、
段々と腰が痛くなってくる

以前ヘルニアで2ヶ月の自宅療養を余儀なくされた事があるので、これはマズイと思い

『腰が痛くてちょっとヤバそうだから先に行ってくれ

と“すぐる”を先に行かせ、少し広い所で無念の足着き

2分ほどで腰痛がやわらいできたので、レストダンシングを使いながらゆっくり登っていく。

それにしても長い。
ここまで10㎞近く登り続けて足が売り切れ、勾配が2~3%でもインナーでしか登れなくなってしまった。

数人のローディーにぶち抜かれ、

『頂上はまだか

と思いながらブラケットにぶら下がるかのように必死に登っていると、

『こんにちは~。もうすぐですよ頑張って

と、下ってきたローディーに声をかけられる。

声も出せないほど疲弊していたので会釈をして、右手をほんのちょっと挙げて応える。

もうすぐと聞いて残った力を振り絞ってペダルを踏み込む

全然ゴールが見えない。
ローディーのもうすぐはあてにならないということを忘れていた

もうすぐじゃなかったゴールが見えてきた。

もはや登っているのか平坦なのかもわからない直線を走り抜け登頂

足を着いて休んだ時間も入れて58分。
なんとか1時間切り。

とっくに登りきっていた“すぐる”のACEとお約束の記念撮影





ヤビツ峠の頂上はスタート地点より10℃も気温が低く、少し肌寒いくらい。

ヤビツ峠を登ったらコーラを飲むのがお決まりらしいのでコーラを飲んでから下山します。

この時、裏ヤビツと呼ばれる方面へ行こうとしたのですが、崖崩れで通行できませんでした。


下りは苦手なので、ゆっくりと下る。
あまりに下りが長かったので、下りきった頃にはブレーキをかける手にあまり力が入らなくなっていました。


登りではあんなに元気だった“すぐる”が帰りには足が残っていないと騒ぐので私が引き、最寄りのコンビニで休憩。

休憩中に“すぐる”が

『距離あんまり走ってないし、このままオギノパンまで連れて行ってくれませんか

と言ってきたので、全力で拒否

その後、自宅まで10㎞ほどの所まで一緒に走り解散。



この日のヤビツ峠での足着きが悔しく、登りに強くなりたいという気持ちはこの後さらに強くなっていきます。



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“”落車(コケ)”る奴は・・・・“不運(ハードラック)“と踊(ダンス)”っちまったんだよ・・・・

※この記事は2013年7月の出来事を思い出しながら書いています。



今回の記事の内容は自転車ブログのネタの中でも最も反響があると言われている

『落車』

です。

かなり長い記事になりますので、気楽に読み流して頂ければと思います。

たいした落車ではありませんが、早速振り返ってみましょう。


交替勤務の仕事が遅番のこの日、自宅を13時に出れば始業時間に間に合うので、少し早めに起床し朝8時30分頃自宅を出発

宮ヶ瀬ダムの方向へ向かってひたすら走ります。

7月の暑い日だったので半袖ジャージにビブショーツ、ハーフフィンガーグローブという格好。

国道412号という片側2車線の整備された道路で、1車線の幅が広いので自転車も走りやすく見通しの良い道。

宮ヶ瀬方面へ走り1時間30分ほど経ったところで目的地まで行くと仕事に遅刻してしまうと思い、ここから折り返します。

行きと同じ2車線の長い直線を自宅に向かって戻って行く。

帰りは強めの追い風にアシストされて、Ave.40㎞/hくらいの速度で快走

追い風なので自力ではないものの、自分が速くなったような錯覚に陥り気持ちよくなりすぎてアドレナリン出まくりのままペダルを回し続ける。

速いとは言っても自動車にはバンバン追い越されます。

数台の車に追い越されながら走り続けていると、1台の軽トラが私とほぼ変わらない速度でゆっくりと追い抜いて行く。

スッと追い抜いてくれるわけでもなく、まるで併走するかのようにゆっくりと追い抜かれたので、

『なんかイヤだなぁ。』

と思いながら走っていたのですが、
その軽トラは私を追い抜いたすぐ後に
なぜか減速し始めます。

イケイケでアドレナリン全開の私は何を思ったかその減速した軽トラを追い抜こうとダンシングを開始

そのダンシング開始とほぼ同時に、まるで私の行く手を遮るかのように軽トラが左に寄ってくる

さらに軽トラは減速しながら左にどんどん寄ってきます。

私は軽トラと縁石に挟まれそうになりフルブレーキ

私が死角に入ってしまったのか、軽トラのドライバーが左方を確認する気がなかったのかわかりませんが、前方が完全に塞がれフルブレーキングをかけたあたりで軽トラが左にウインカーを出す。

『左折したかったのかよ・・・』

そんな状況を把握した時にはもう手遅れ


こういう時って“ほんとに人間は凄いなぁ。”と思うのですが、一瞬の間にかなり多くの情報、状況を処理するんですよね。

今書いていても、一瞬でこんなに色々なことを考え回避しようとしていた事に驚きます



そして、軽トラと私の距離は2mくらいまでに接近。

40㎞/h以上出ていた速度はなんとか20㎞/h付近まで減速。

『あ~無理だ。
このまま巻き込まれちゃうのかな?』


と思ったあたりで後輪が上がってくる。

ダンシングからブレーキをかけ始めたので、重心を後ろにかける余裕がなかったのでしょう。

ロックした前輪がグリップして、そのままジャックナイフ状態になり落車


私は左肩から歩道側に倒れ、ギリギリのところで軽トラとは接触せず、運良く後続車もいませんでした。

『あ~やっちゃったな・・・』

軽トラの運転に若干腹立たしさを感じながらも自分の暴走に猛省


左肩と右手首が少し痛いくらいで他に痛むところはない。

体はたいしたことないので、自転車が気になります。


自転車はチェーン落ちしていて、リアメカと右ブレーキレバーに傷、右のバーテープ先端が少し切れたくらいで、一見すると

『本当に落車したのかな

というくらいの状態。

現在はバーテープは変えてしまい、ブレーキレバーのキズはスマホのカメラではわからない程度の小さなキズなので、リアメカだけ撮してみました。



このちょこっとガリっとしているキズがこの落車での一番大きなキズです


幸い大きなケガもなく、自分の落ち度が大きかったので、そのまま帰ることにします。

まぁ軽トラはすでにいなかったんですけどね。
きっと私が後ろで落車したことにも気付いていなかったのでしょう。


膝も軽く擦りむいたのでボトルに入っていた水をピューっとかけて自転車にまたがりペダルに足をかける。

と、ペダルが回らない

よく見るとエンドが激しく曲がりリアメカがおかしな位置に。

なんとか変速は出来る状態だったので、チェーンが回る位置を探して変速し、ストライダーに乗る子供のように地面を蹴って進みます

この日は気温が35℃近くあり自転車を蹴って進んでいると、大量の汗が噴き出してくる

日陰に入り休みながら自宅を目指しますが、ここで仕事に間に合わない事を思い出し会社に連絡。

“出社はできるけど間に合いません。”という旨を伝え半日休暇を頂ける事に。

自宅までは15㎞以上ありますが、お世話になっているYOUCAN海老名店まではその半分くらい。

時間に余裕ができたのでお店に寄って、自転車を見てもらうことにします。

猛暑の中1時間ほどかかってお店に到着

スタッフに自転車を見てもらい、エンドパーツを交換。

それでも変速が決まらず、歪んでいるかもしれないということでチェーンを交換。

後輪に2mmほど振れが出ていたので振れ取りもしてもらい修理は完了。

持ち合わせが無かったのですが、ご厚意で支払いを後日にして頂きました。


工賃も含めまあまあのお値段になってしまいましたが、これも調子に乗った自分への天罰なのでしょう。

ちょっとしたキズは残ったものの、再び乗れるようになった愛車にホッとしながら帰宅。

汗だくだったのでシャワーを浴びようとウェアを脱ぐと



『肩がハンバーグじゃねえか』

これが擦過傷ってやつでしょうか?

よく見るとわんぱく小僧のように顔も少し擦りむいてました。



ヘルメットもアスファルトと擦れてキズがついていました。


後日病院にも行き治療費と自転車の修理代を合わせると、クロスバイクが買えるくらいの金額に


しょうもない記事ですが、これを読んでほんの少しでもなにかの参考になればと思います。



バカだなぁ。と思った方も、
かわいそうだなぁ。と思った方も
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お世話になっているお店

1月1日に開設した当ブログのアクセス数が10000HITを超えました。
どうもありがとうございます。

これからも定期的に更新していきますので
応援よろしくお願いします。


しばらく過去記事を書いてきましたが、今回はお世話になっているサイクルショップを紹介したいと思います。

2012年7月にビンディングペダルの購入からお世話になり、2013年5月にロードバイクを購入した
YOUCAN海老名店さん。


と、もう1店。
2013年6月に会社の先輩から

『会社の近くに自転車屋がオープンしてたよ。』

という情報を聞いて、プレオープン時からお邪魔させて頂いている

BFYさん。



初めて訪れたのが6月だったのでもっと早く記事にしたかったのですが、ブログ掲載の許可を頂いたのが本日だったのでこのタイミングでの紹介になりました。


雑誌などでも掲載されているのでご存じの方もいると思いますが、
私が初めて来店した時にバレーボール元日本代表の益子直美さんがいたので驚きました

オーナーは益子さんの旦那さんで、元プロロードレーサーの山本雅道さん。

全日本選手権U23ロードレース 1999 2000を連覇したすごい方です

引退後にポジティーボで修行されて、2013年6月に独立されたそうです。


プロショップは敷居が高く感じる方も多いと思いますが、笑顔で迎えてくれる素敵なお店なので近くを通ることがあったら、是非立ち寄ってみてください。

今後も過去記事に登場すると思いますので、紹介させて頂きました。


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ビギナーなんていなかった

※この記事は2013年7月の出来事を思い出しながら書いています。



私が自転車を購入したYOUCAN海老名店ではモーニングライドという走行会があるのですが、その走行会に参加する前にビギナーライドという集団走行とマナーを学ぶ為の講習のようなモノがあります。

そのビギナーライドに3回参加するとクラブ員登録が可能になり、クラブ員になるとモーニングライドに参加できるという流れになっています。

ビギナーライドは月に1回しかないので、最短でも3ヶ月はモーニングライドに参加ができません。

5月に自転車を購入し、6月のビギナーライドは予定が合わず、この7月に初のビギナーライドに参加することになります。


朝8時にショップに集合ということだったので、
10分前くらいにショップに到着。

CannondaleのSuperSix6に乗ったかなり若い男の子がいた。
ショップスタッフはまだ来ていないみたい。

『おはようございまーす。』

と挨拶すると、ペコリと会釈をされた。
大人しそうな感じの子だったので恥ずかしかったのだろうか?

ガンガン話しかけるのも逆にかわいそうな気がしたので、そのまま少し距離をとって待っていると今度は、SuperSixEvoに乗った方がやって来た。

『おはようございまーす。』

と、今度はお互いに挨拶。

この方は20代半ばくらいの感じでわりと社交的な感じ。

若い子と2人だと会話が続かなそうだったのでちょっと助かった。

しかし、自転車もさることながら、見た目からして走れそうな感じの2人に少し不安になる。

(オレ大丈夫か・・・?)

と、そこへショップスタッフ2人が到着。

挨拶をして、保険に入っていない人は当日のみの保険に加入したり、書類に住所、氏名等を記入し受付完了。

手続きが終わり店の外に出ると、今度は車が1台やって来る。

『どうもー

と元気良く挨拶をしながら、かなりテンションが高めの気さくな方が降りてきた。

なんとまたもやキャノンデール

車からCAAD10を降ろし、次に車の中から出てきたのは、


BORA


ビギナーライドに決戦用ホイールだと・・・


かなり不安になりながら全員の準備が終わるのを待つ。

ここでBORAの方が、

『自転車見る限り全然ビギナーライドじゃないんだけど

とツッコミを入れる。

人の自転車ばかり気にして忘れていたが、そういえば自分もコンポがDURA-ACEだった。


そしてビギナーライドがスタート

職場の人間以外と走るのも、4人以上で走るのも初めて。

緊張のままスタートしたが、ペースはわりとゆっくり。

初めてのハンドサインを見よう見マネでやりながら走る。

BORAの方が、今日はどこまで走るのかと店長に聞くと

『最後にちょっと登ります

とのこと。

不安が加速する

走ったことのない自然たっぷりの道を少しアップダウンしながら走り続け、

『はい、ここから登りまーす

と店長が言った瞬間に見えた登りは、
前に1度走ったことがあったオギノパン前の激坂

ビギナーライドでここ登るのかよ(´Д`;)

そんなことは言ってられません。
全力で登ります

BORAの方を追い抜き、Evoの方も追い抜く

そして、あの若い子はすごい速さで先頭を走っている店長の後ろに付く。

後ろに付いた若い子を見た店長は
なぜかアタック

10%以上の登りを平地のような速度で登って行きました・・・

元プロやべぇ。(((゜Д゜;)))

私は、そのまま若い子にも全く追いつけず登頂。

ここで登りきった先にあるオギノパンで休憩です。


休憩中の会話で、この若い子は高校生でロードに乗り始めて2週間だと聞かされる。

結局本当のビギナーが一番速かった

さらに、この高校生は自転車を買おうとして来店してから1年間、コツコツとバイトでお金を貯めて自分で稼いだお金だけで購入したそうです。

いやぁ、偉いなぁ


次回以降のビギナーライドに少し不安を感じて、

『ビギナーライドっていつもこんな感じのコースなんですか

と質問をすると優しい店長が、

『ビギナーライドでオギノパンに来たのは初めてです。
今日は走れそうなメンバーだったので来ちゃいました


と一言。

次回以降がさらに不安になってしまいました


そしてこの後は何事もなくショップまで戻り往復45㎞程のビギナーライドは終了。

ビギナーライドという名前に油断していたけど、自分が本当に自転車を購入してすぐのビギナーだったらいったいどうなってしまったのだろうと恐ろしくなる初ビギナーライドでした。



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初ヤビツ峠で死にかける

※この記事は2013年7月の出来事を思い出しながら書いています。




週末に藤沢⇒箱根⇒藤沢というコースを走っていたのですが、このコースはほぼ平坦。

ロングを走るのも楽しいのですが、登りに強くなるという目標ができたので

ロングを走りながらも

できるだけ坂を登る

ということに重点を置いた走り方を目指します


神奈川県のサイクリストに

『神奈川県のヒルクライムスポットは

と聞いたら間違いなく名前が挙がる場所

ヤビツ峠

神奈川県民としてもここは避けて通れません


ヤビツ峠とは神奈川県の丹沢表尾根と大山の間にある標高761mの峠。

国道246号線の名古木交差点をスタートし、峠の頂上まで11.8㎞、平均勾配5.6%をひたすら登るという坂好きにはたまらないヒルクライムスポット。


何を血迷ったのか、遅番勤務前の午前中にそこを目指します

事前にルートを調べ、いつもより早起きをして出発。

登り口の名古木交差点の前に善波峠があり、5%程の勾配が1㎞ほど続きます

ここで体力を削られつつ、ヤビツ峠のスタート地点の名古木交差点に到着。

ここから頂上までは約1時間くらい登り続けるようなのですが、予定通り登れないと会社に遅刻してしまいそうだったので登らずに帰宅。

往復約40㎞。
ヤビツ峠までのルートは把握したので、ロケハンした日の週末にあらためて登ることにします


迎えた週末。
恐ろしく高い気温の中出発。
スタート直後からあまりの暑さでヘタる。

暑さで、今日はやめとこうか?と何度も思いながらダラダラとヤビツ峠に向かいペダルを回し続ける。

『こんなに遠かったっけ・・・』

ロケハンで行った時より遥かに遠く感じながらも善波峠に辿り着く。

『長くてダルいな~』
くらいにしか感じなかった勾配5%、約1㎞の登りもまるで激坂

善波峠もなんとかやり過ごし、疲労困憊のままヤビツ峠の登り口、名古木交差点に着き呼吸を整える。

そして、意を決してスタート。

コースプロフィールがわかっていないので、登頂を目標に淡々と登って行く

スタートしてすぐ結構な勾配が続く。
頑張り過ぎない程度に軽いギアを回し続けて峠の途中にあるコンビニを通過。

このコンビニまでは信号が2つあるので、タイムを計る時は運にも左右される。ということもあって、名古木交差点スタート、コンビニスタート、と2つのスタート地点があるらしい。


そんなコンビニを通過して少し登ると鳥居が出てくる。

この鳥居の先にはヤビツ峠名物()平均勾配9%、2㎞の直線がある。

ここまで炎天下の直射日光を浴び続けながら登っているので、もうフラフラ

目の前に飛び込んできた先の見えない激坂の直線に心が折れます

坂の途中で足が痙り、ストップ。
日陰まで自転車を持って行き足を伸ばしていると吐き気に襲われリバース

熱中症か、脱水かわからないけどこのまま走り続けるのは不可能と判断して、帰宅しようと来た道を引き返すことにします。

スタートした交差点まではただ下るだけなのでペダルも回さずに下りて行く。

思ったよりも長い下りに、

『結構登ったんだなぁ。』

と思いながら名古木交差点まで戻って来る。

ここでボトルが空な事に気付き補給しようと思い小銭を探すと、

『5千円札1枚しか持っていない』

つまり、自販機が使えません。

帰り道の方向にあるコンビニへは坂を登らないと行けないのですが、坂を登る力も残っていないので坂のない方向にダラダラと走り始めます。

そして、コンビニが見つからないまま長い登りに差しかかります。


完全に詰みです

と、思ったところで坂のすぐ手前にホームセンターが見え、緊急避難。

ここでスポーツドリンクを買い、店を出ようとした時に立ちくらみでしゃがみ込む

10秒くらいその場にしゃがみ込んでいると、

『大丈夫ですか

と、元オネエサンに声をかけられる。

『大丈夫です大丈夫です

と返したのですが、

『すごい顔色悪いですよ。お店の人呼んできますね

と、お店の人まで呼ばれてしまい大騒ぎ

そのホームセンターで介抱され、1時間程休憩させて頂きノロノロと帰宅。

なんともみっともない初ヤビツ峠となってしまいました


書き出したら長くなってしまいました。
長々と申し訳ありません


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自分の力を知る為に、どこを走るか?

※この記事は2013年7月の出来事を思い出しながら書いています。



週末の藤沢⇒箱根ライドもマンネリ化してきて、
初めて藤沢⇒小田原を走った時と比べてどのくらい速くなったのかなという話しになった時、

『長距離走っても信号があるし、
交通量とかでも条件が変わるから、
箱根までどの位の時間で行けたかってなんのモノサシにもならないよね。』


という結論に達します。

レースをしているわけではないので、
サイクリングを楽しむというのもそれはそれで良いのですが、

『自分がどれくらい走れるようになったのか?』

ということを知りたくなるのは自然な流れだと思います。


その疑問に対して職場の自転車乗り3人で話し合った結果、

『湘南平に登ってみよう

ということになりました。


湘南平とは神奈川県の平塚市と大磯町の境にある標高181mの丘陵でちょっとしたヒルクライムスポット。

TTサイトで調べたところによると、

道程1.6km,標高差139m,平均勾配8.7%

10分前後で登頂する方が多いようです。


ここなら信号も無いし、登りなのであまりスピードも出ない。
交通量も無いに等しいので自分の力を測るには良いんじゃないか


ということで、早速K君が抜けがけして登ります。

気になるタイムは8分20秒。

勾配のキツい直線があるらしく、
その直線の終わりに、ふてぶてしい顔をしたパンダの像があるのでそこまでが頑張りどころだよとのこと。


翌日、今度は私がチャレンジ

走り出してすぐはキツくない勾配が続く。
3~5%くらいだろうか

右にカーブするとすこし勾配がキツくなる。
でもまだまだ大丈夫。

『この感じなら苦しいけどまぁ登れそうだな。』

と油断したあたりで、
目の前にとんでもない勾配の直線が現れる

光の速さでギアをインナーローに落とす

『なんだよこれ・・・』

もうペダルを回すだけでやっと。

後で知ったが勾配は13%くらいらしい。

ブラケットにしがみつく様なフォームで黙々とペダルを回す。
心拍数は180を超えて、速度は一桁まで落ちる

今まで走ったどんな所よりもキツく、苦しい。

なんとか急勾配の直線をやり過ごした時にはパンダの像を見る余裕もなかった。

この直線を過ぎて左に曲がると勾配が緩くなるのですが、速度を上げることもできずそのままダラダラと頂上まで走りゴールの駐車場へ。

タイムは8分50秒。



登頂後はここで撮影するという鉄の掟に従って、パチリ

こんなに追い込んで走ってこのタイムか・・・
少しは走れるようになったと想っていたけど、自分はまだまだなんだな

ガッカリした気持ちと同時に、
『もっと登れるようになりたい
という欲が出てきます。

そしてこの日から、もっと長くもっとキツいことをして登りに強くなるんだと心に誓いました。



ちなみに、この翌日すぐるも湘南平を登ったのですが、

タイムは7分46秒。


完敗です。
ほんとにこの男は恐ろしいです。



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プロフィール

寿司屋

Author:寿司屋
メタボ脱却の為に32歳にして自転車に乗り始めました。
スポーツ経験も無く、運動不足の運動オンチおじさんですが、それなりに楽しくやってます。

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